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(補足:初冬のある朝、周回コース上での話)

私のそば、私が走っているルートの上に、ランナーの足あとがある--なんだか面白い足あとだ。大人の足の大きさだが、おかしな小さいストライド。もっとおかしかったのは、足あとの位置だった。まるで2時5分前を指す時計のよう--少し外に開いた左足と、後ろ前になるような方向に開いた右足。このランナーは面白い容姿の男に違いないとひそかに考えながら、すまして走りつづけた。この人は、自分のとんでもない格好に気づいてないのだろうか?
(中略)
私はこのよろけるように走る人のめちゃくちゃな足どりをまねて楽しんでいた。どうせすぐに追い抜くはずだ。
ところが彼の姿はいっこうに見えてこない。その代わり、(中略)残されている2組の足あとを見て私はぎょっとした。ひとつはかなりくっきりしており、もうひとつは降っている雪で半分消えかかっている。私のそば、私が走っているルート上に。当然、ランナーはふたりいるはずがないと、私はそっと考えた。ランナーはひとりだけだ。しかし、彼にまだ追いついていないのはおかしい。足あとをたどりながら走って気晴らしをした。そして気づいたのだ--彼とは、私のことだ、と。
自分がこんな風に走っているとは夢にも思わなかったので、そのあとは自分の目を信じないようにして走りつづけた。こんなことはもうやめるんだと自分に言い聞かせ、足を平行にして、自分自身を確認するために小さな円を描くように走ってみた。やはり足あと--私の足あと--は、まっすぐではなかった。私はすっかりしょげかえり、走るのをやめた。
数週間たってどうにも耐えきれなくなった。思いやりのあるランナーに相談して内々にコメントしてもらおうと決め、
(中略)
「私はいつもこんな風に走っているかな?」(バランスの悪いアヒルみたいな歩き方をわざと強調して)
「いつもそうよ」と彼女は答えた。「200m先からでもあなただってわかるわね」。
そして彼女は、私が走るときのややおかしな腕の動きを指摘した。多くのランナーがそうであるように、動いている自分のイメージは実態とまったくそぐわないことを、私は認めざるをえなかった。

ジェフリー・キャノン(『ランニング・タイム』1987/11号より)

************************************************************

上の文章は、
書籍「ランニングを極める -アレクサンダー・テクニークで走りの感性をみがく」
著:マルコム・ボーク+アンドリュー・シールズ、監修:朝原宣治、監訳:小野ひとみ、訳:太田久美子、
からの引用です。
正確には引用の引用(孫引き)ですね。





ずいぶんトボケタのん気な人だなぁ・・・と、
思わず笑ってしまった私もあなたも、
でも、もしかして、まさか、そんなこと、あったりして!?

よりよい走りを目指して、ランナーはそれぞれに工夫を凝らしたトレーニングを頑張っていますが、
でも、一番最初に取り組みたいのは「現在の自分の走りを知ること」です。
理にかなわない・バランスの悪い身体のポジションや使い方で頑張れば頑張るほど、
効率が悪化していったり、故障に向けてまっしぐらだったりする可能性があります。
せっかく目的や目標に向けて取り組んでいるのに、これではもったいない!ですね。

街なかを走ればビルや商店のウィンドウに、
またスポーツジムによってはランニングマシンの近くに鏡(または窓ガラス)があり、
映り込む自分の姿をチェックすることができます。
でも、限られた角度や視点からだけでは、はたして十分かどうか・・・

文章にあるように『思いやりのあるランナーに相談して内々にコメントして』もらうのも
ひとつの方法です。
くれぐれも思いやりのあるヒトを選んでください。

自分の走り方をチェックして、課題と対策を導き出だす。
そうしてはじめて、トレーニングのスタートラインに立つ準備ができたといえます。

シーズンの節目にぜひ、おススメします。




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無題
自分ではきちんとできていると思っていても、できていないことって多いですよね。
そしてそれは、「できないこと」だったりします。体の使い方だったり、いままでの体についた癖だったり、自分一人では、何ができないのかすらわからない。何よりもそれを「認める」のに時間がかかったりします。
でもそれを認めて正しいトレーニングを重ねる・・・、トレーナーさんについて1年、未だできないことの方が多いですが、それでもちょっとずつ進化はしている、かな!?
「思いやりのある人」に相談するのは正解ですね、できれば平川さんのような専門の方々が理想ですが。

いいタイミングでの参考になるお話、ありがとうございました。「認める」のに時間がかかっている私の心に何か「すとん」ときました。今年は主にスカッシュに励む予定ですので、参考にしたいと思います^^。
あ、アミノは応募しましたよ~!
あまかた 2013/04/05(Fri)07:20:26 編集
Re:無題
あまかた さん

こんにちは。いつもコメントありがとうございます。

そうですよね。自分のあるがままの姿って、意識的にも無意識的にも認めにくかったりしますよね。
しかも頭のどこかでうすうすわかっていることに限って、返って避けようとしたりして。

できない!と思ってしまったら、それは丸ごと脳内の「できないことBOX」に投げ込まれて、ほこりをかぶってしまいそう。「できるようになりたいことBOX」に仕分けして、それに取り組むプロセスを楽しめればLuky&Happyです。
あまかたさん、少しずつでも進化しているなんて素敵です。

そう!
「いつやるの?」
「今でしょ!!」
【2013/04/05 15:43】
とりあえずは砂浜がいいかな
こちらでは、もう雪は降りそうもない。で、かわりになるものは?と考えてみると海まで行けば砂浜が使えそう。思いやりのある人のアドバイスはそのうちに。
hamakiyo 2013/04/06(Sat)07:37:08 編集
Re:とりあえずは砂浜がいいかな
hamakiyo さん

コメントありがとうございます。
そうですね。
足あとを見るなら、浅めの砂浜がよさそうです。砂浜はトレーニングにもなります。これがなかなかキツイです。
【2013/04/07 21:27】
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